狩猟事故防止講習会

 昨今、他府県で有害駆除中や狩猟中の矢先の不確認による誤射の死亡事故が多発している為兵庫県猟友会では
 初めて全支部を対象とした狩猟事故防止講習会を平成26年8月19日兵庫県中央労働センター(大ホール)にて開催
 いたしました。

 平日にもかかわらず、61支部中59支部165名の支部長や会員の方が参加してくださいました。
 
 当日は兵庫県農政環境部自然環境課と兵庫県警察本部より担当者の方にお越し頂きまして法律上の義務や違反行為、
 事故事例、注意点等のお話をして頂き、その後は模擬銃を使用して団体行動の演習やシューティング・シミュレーターを
 使用したりと単に座って講習会を聞くだけではなく実習も行いました。

 この講習会を機に兵庫県猟友会では「リスクアセスメント・危険予知活動(KYK)」を取り組んでいくことも発表いたしました。

 簡単に説明いたしますと、今までに猟をしていて「あーっ、危なかった!」とか「ヒヤッ!」「ドキッ!」という経験が一度や
 二度あったと思います。
 その経験を回避するために、ありとあらゆる危険を予知し現場に出る前に一人一人がKYシートを記入し意識する習慣を
 つけ、リスクを減らして事故を無くそうという取り組みです。

 まずは「現場において意識する」という事を徹底し、兵庫県猟友会は更なる事故防止に向けてステップアップして参ります。




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